
こんにちは、しゅんりょうです。
みなさん、お金持ちになりたいですか?
しゅんりょうは、なりたいです!
今回はお金持ちになりたい方にぴったりの本を見つけましたので、紹介させていただきます。
事業家botさん(@Midnight_Tokyo)の『金儲けのレシピ』という本です。
Amazonのビジネス書新刊ランキングでも上位にランクインしています。
結論から言うと、ビジネスでの儲け方について、本質的な内容が簡潔ながらも論理的に書かれていて、非常に勉強になりました。
早速紹介していきたいと思います。
『金儲けのレシピ』の基本情報
書籍情報
『金儲けのレシピ』の書籍情報は以下の通りです。
著者である「事業家bot(じぎょうかぼっと)」さんのプロフィールは以下の通りです。
本書の要約・まとめ
「精神論・根性論ではなく、理論に基づいた金儲けの技術を伝えたい」
最高のビジネススキルとは、
「金儲け術」である
私は東大を中退し、そして自分がオーナーとして企業を年商10億円以上まで成長させてきた。その中で、商売の法則は15の“原理原則”にまとめられることを発見した。
本書は、その15の原理を様々なビジネスモデル、経済学、人間の本能などから徹底的に検証、考察し、「金儲けのレシピ」として1冊の本にしたものである。
(まえがきより)
この本は、いままでの一般的な経営戦略や財務ベースでの経営指南の本ではありません。
ある意味では泥臭く「お金を儲ける」ことにこだわって、ビジネスの仕組み・構造からお金が儲かる”原理原則”を導き出しています。
というか、もうぶっちゃけて言えば、「いかに客にお金を払わせるか」ということを、オブラートに包まずに解説してくれています。
本書の中では、15の原理原則が挙げられていますが、その中の1つを紹介します。
【Recipe.2 客に作業させる】
冷静に考えれば、家具のコストのうち材料のコストというのはさほど高くなく、むしろ組み立てにかかる労働コストのほうが重いはずなのだが、IKEAは「DIY」という文脈に乗せて、組み立て作業を客に押し付けている。
(本文より抜粋)
このように、具体的な企業のビジネスモデルから、おおっぴらにはしづらいけど、儲けを生み出す隠れた「仕組み」について分析したうえで、「レシピ」として原理・原則化して提示されています。
15の原理原則について、
という流れで構成されていて、とてもコンパクトで読みやすい構成になっています。
『金儲けのレシピ』の良かったところ

本質的な内容が、簡潔かつ論理的に書かれている
本書は、ありがちな「固定費を削減する」とか「CSを向上してリピーターを~」などの教科書的な内容からは一線を画しています。
日本では、とかく「金儲け」ということが良くないイメージで避けられがちですが、本書では今までのビジネス書では書かれなかった「儲けるため」の話が割り切って堂々と書かれています。

ここまでお金儲けの構造を赤裸々に語った本ってないんじゃないですかね!
読み物としても楽しめる
文章構成がとても分かりやすいので、とにかく読みやすいです。
「レシピ」と謳っているだけあって、ページ数も絞ってあり、冗長にならないように無駄なものをそぎ落としてある印象です。
また、文章の合間に挟まれる例やコラム的な解説などは、読み物としてとても面白いです。
『金儲けのレシピ』のイマイチなところ

レシピの活用法が示されているわけではない
汎用性の高いビジネスモデルとして「レシピ」が抽出されていますが、
などの具体的な活用法についての例示はありません。

読者としては知りたいところだと思います。
しかし、それを考えることこそがビジネスであるという事業家botさんからのメッセージなのかなとも感じました。
『金儲けのレシピ』を読むべき人

本書はビジネスを立ち上げる段階で参考にすると、最も効果的です。
よって、以下のような人が読むべき本です。
【まとめ】15の原理原則を活用して、自分のビジネスモデルを作ろう

私は金融業界に長くいるので、企業の業績というと、どうしても数字に目がいってしまいます。
しかし、金儲けの本質はそんなところにはありません。
ビジネスを展開していくうえで大切なのは、「どういう仕組みを利用してお金を儲けるか」です。
ビジネスモデルや消費者の心理などの分析から導き出された、儲けるための「15の”原理原則”」は、大まかに言うと「いかに客にわからないように収益構造を入れ込むか」ということだと思います。
これから個人でビジネスを展開される方は、「15の”原理原則”」を活用して、自分だけのビジネスモデルを導き出しましょう。
1,500円で手に入れられるレシピ、あなたは使いますか?使いませんか?
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